ロッテ 益田がリード守れず 吉井監督は「今の感じではクローザーはきつい」「戦う気持ちの強さが出てくるの待たなきゃいけない」配置転換も

 「ロッテ3-4楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが勝利目前の九回に追いつかれ、延長の末敗れた。借金は今季ワーストを更新する26となった。

 1点リードの九回、通算250セーブまであと2と迫っている益田が登板。先頭のフランコへの四球をきっかけに暴投などで2死三塁とされ、辰己に同点左前打を浴びた。続く堀内に四球を与えて降板。ベンチで棚を右こぶしで叩いて悔しさを表現した。

 十回にはルーキーの広池が登板。連打と四球で1死満塁とされ、代打渡辺佳に決勝犠飛を浴びた。

 吉井監督は益田について、「入りが変化球でかわしにいってるので、フォアボールになるべくしてなってるかなっていう感じだった。ちょっと勇気が出ないのかな。打たれたくないと気持ちが強すぎて、結果的に悪い流れのピッチングになってしまってる」と分析した。

 通算250セーブに関しても「チームは勝ちを目指して皆でやってるんで、彼の個人記録だけでやってるわけではないんで。内容がちょっと今は引いてる感じがするんで、戦う気持ちの強さが出てくるのをちょっと待たなきゃいけない」と話した。

 今後については「ちょっと今の感じではクローザーはきつい」と示唆。今後の起用法や2軍降格も含めて「そこはちょっとこれからピッチングコーチと話して、考えます」と述べた。

 本拠地初先発となった木村は6回5安打2失点と試合を作った。「今日は調子悪そうでしたね。見た中で1番悪かったんですけど、ああやって6回まで持ってくるっていうのは、ピッチングのうまさも持ってる」と評価した。

 一方で打線は二回に山口が同点2ラン。三回に勝ち越しに成功したが、11安打しながら3得点にとどまった。「今日はいい感じで逆転して、その後も追加点のチャンスがあったんですけど。そこをまた点が取れるようになればチームも波に乗ってくると思うんで、頑張ります」と話した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス