左手ハンディの県岐阜商・横山 また右翼守備で魅せた 頭上を越えそうな打球を右手グラブをいっぱいに伸ばして好捕 甲子園に大歓声
「全国高校野球選手権・準々決勝、県岐阜商-横浜」(19日、甲子園球場)
県岐阜商の右翼・横山が、右手のグラブをいっぱいに伸ばして好捕するビッグプレーで大歓声を受けた。
初回2死二塁のピンチで横浜の4番・奥村頼の強い打球が横山の頭上を襲った。懸命に下がって右手を伸ばし、グラブの先でキャッチした。抜けていれば先制失点は確実の場面で出たプレーに、場内から万雷の拍手が送られた。
生まれつき左手の指を欠損するハンディを負う横山は、今大会で投打で大活躍。17日の3回戦、明豊戦でも八回の無死一塁で右直を捕球し、素早く右手にボールを持ち替えて一塁へ送球。もう少しで一塁走者をアウトにしそうなプレーで甲子園のファンを沸かせた。打撃でも1回戦から3試合連続安打と好調を維持している。





