創成館・稙田監督「難しかったがどうしても点が…」先発奥田を6回ノーノーも交代、代打選手が先制生還に「なんとかしてくれると」
「全国高校野球選手権・2回戦、創成館1-0神村学園」(13日、甲子園球場)
創成館が完封リレーで1点を守り切り、2年ぶりの3回戦進出を決めた。初の夏2勝となった。
試合後、稙田龍生監督は「ゲームとしては最高のゲーム」とうなずいた。九回にエース森下がヒヤリとする大飛球を浴びたが「やられたと思ったんですけど、なんとか取ってくれました」と、振り返った。
先発マウンドに上がった背番号11の奥田が6回をノーヒットノーランの快投を見せた。「伝えたのはきょうの甲子園に入ってから。悩んだが、先発させてよかった」と語り、ノーノーでの交代については「ノーヒットだったんものですから、難しかった。ただこういう展開だから、打順回ってきたところで。どうしても点が欲しかった」と、七回に代打を送った場面に言及。代打の吉田が安打で出塁し、決勝点となった先制のホームを踏んだ。「1番練習している子、なんとかしてくれると思っていたが」と、目を細めた。
3回戦では初の8強入りの期待がかかる。「2回戦で九州王者と戦えて、九州ナンバー1に勝ててよかった。次に繋がるゲーム。まだ先のことは考えてない。さらに高み目指してやっていきます」と、見据えた。





