日本ハム またソフトバンクにやられた 首位攻防3連戦初戦完敗 新庄監督「守備から勝っていきます」
「ソフトバンク4-1日本ハム」(9日、みずほペイペイドーム)
昨季王者にはね返された。敵地に乗り込んだ首位攻防3連戦の初戦は完敗に近い内容。日本ハム・新庄剛志監督(53)も珍しく「(話すことが)ないね、今日は。4安打で作戦も使えないし」と元気がなかった。
先発の加藤貴が誤算だった。山川に同点ソロ、ダウンズに2ランを浴びるなど、今季最短の四回途中6安打4失点でKOされて5敗目。「大事な試合を任されたのに、こんな結果になってしまって申し訳ない」という左腕に、指揮官は「何かタイミングを狂わせるような工夫をしていかないと厳しいですね、今後は」と渋い表情を浮かべた。
今井に封じられた7日の西武戦に続き、打線が沈黙して2連敗。有原を崩せず、得点は野選で奪った1点のみだった。相手の先発はさらにモイネロ、大関と難敵が待ち構える。
「ここ1週間はあんまり点が取れない想像ができている中で、守り勝ちしていきましょうという話はしていた。明日もそんなに点数は取れないと思う。守備から勝っていきます」と新庄監督。ゲーム差は2に開き、優勝争いがマッチレースの様相となって迎えた最初の踏ん張りどころ。何とか食らいつく。





