甲子園史上最遅19時49分開始→22時46分決着 初出場綾羽が延長十回死闘で聖地初白星
「全国高校野球選手権・1回戦、綾羽6-4高知中央」(8日、甲子園球場)
綾羽が歴史的な激戦を制した。史上最も遅い午後7時49分開始の第4試合。タイブレークの延長十回に主将・北川陽聖外野手(3年)が、右中間への2点適時三塁打を放つなど一挙4得点を奪った。試合終了時間も史上最も遅い午後10時46分だったが、劇的な初出場初勝利に千代純平監督(36)は「初めて味わう気持ちで本当に幸せ」と感慨に浸った。
本来は持ち越されるはずの延長戦だった。1点を追う九回2死満塁から相手失策で追いつき、九回の守備は無失点。その時点で、時計はすでに午後10時を回っていた。朝夕2部制で定められた規定で、原則は次のイニングに進めず、初の継続試合となる見通しだった。
綾羽ナインに試合を持ち越すという考えは一切なかった。タイブレーク突入を了承した指揮官は、「もう継続試合のことは一切ベンチで話さなかった」。土壇場の集中で、異例ずくめの逆転勝利をつかんだ。





