高野連 広陵の暴力事案巡る報道に声明 3月に厳重注意 学生野球憲章で「注意・厳重注意は原則として公表しないと定めています」
日本高等学校野球連盟は5日、第107回全国高校野球選手権大会に出場する広陵の硬式野球部を巡る報道について、声明を発表。「学生野球憲章に基づく『注意・厳重注意および処分申請等に関する規則』では、注意・厳重注意は原則として公表しないと定めています」とした。
広陵を巡っては今年1月に暴力事案が発生。高野連は「本件は、日本高校野球連盟で3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案です。学校側から新たな報告があれば、対応いたします」とした。
学校側の説明では事件が発生したのは今年1月。当時1年生だった部員が部内で暴行を受けた。その後学校側は聞き取り調査を行って学校側の規則に則った指導を実施。高野連に速やかに報告し、今年3月に高野連から厳重注意を受けた。学校側は暴行の内容について被害部員がけがをしたことを明かした。当該部員は転校し、その後、全国高校野球選手権広島大会が行われていた7月に被害届が提出されたという。
同暴力事案があったとする投稿はXなどで拡散されており、波紋が広がっている。





