東洋大姫路のコーチ 引退した3年生への暴言・体罰判明「なめとんか。引退してえらくなったと勘違いしてるんちゃうか、クソガキ」などの発言で謹慎処分
日本学生野球協会の審査室会議が28日、都内で開かれ、高校11件の処分が決定した。
今春センバツ出場が決まっている東洋大姫路で、25歳のコーチが暴言と体罰により昨年9月21日から3カ月の謹慎処分を受けていたことが判明。3年生部員Aのあいさつが雑だと感じたとして指導し、「なめとんか。野球部を引退してえらくなったと勘違いしてるんちゃうか、クソガキ」などと発言。その後、肩を数回押すなどしたという。
また、東京・早大学院は中学生の練習参加規定違反と接触ルール違反で68歳外部指導員の監督が無期謹慎。通常、学校側への通知や、関係者の同意書の提出など手続きを行った上で、学校説明会などと併せて行われる体験練習を独断で実施。禁止されている中学生への家庭訪問も行っていたという。いずれも、高野連が定める規定に違反していることを認識しながら複数年にわたり行っていたことが分かった。





