夏の甲子園 オンライン抽選で漏れた球児の本音 空くじで安堵の笑み&「よしっ!」の声も 創成館の主将は「嬉しい」149キロ右腕のエースは森下翔太
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
新たな試みとして5日の開会式後に行われる開幕試合のみの抽選が実施され、創成館(長崎)-小松大谷(石川)と激突することが決まった。
異例の試みとなった開幕試合だけのオンライン抽選。北北海道の旭川志峯からクジを引き続けたが、白紙が続いた。これには各校の主将も笑みを浮かべ、「よしっ!」と本音が漏れる場面もあった。
開幕試合は調整期間が限られており、開会式後となることでゲームへの入り方が難しくなる。それだけに安堵の笑みを浮かべる主将が多かった。
そして石川代表の小松大谷が先に三塁側を引き当てる展開。その後、近畿、中国、四国地区の代表が当たりを引かず、九州へ。3校目の創成館が引き当てた。
創成館の下川主将は「早く試合をしたかったので嬉しいです」と語り、小松大谷の田西主将は「まさか自分が引くとは思わなかったのでビックリしてます」と率直な胸のうちを明かした。
また創成館のエースは森下翔太。奇しくも甲子園を本拠地とする主力打者と同姓同名の149キロ右腕が開幕試合のマウンドに立つことになった。




