夏の甲子園 未来富山の部長を３カ月謹慎処分 日本学生野球協会の緊急審査室会議で決定 部内暴力の報告を怠る 甲子園練習に姿なく
日本高野連は１日、第１０７回全国高校野球選手権大会に富山代表として出場する未来富山の不祥事事件について対応を発表した。
４月下旬に部内暴力が発生し、部員１名が他の部員１名に対して行ったという。７月３１日に審議委員会を開催し、措置として部員１名に対しての注意を採った。
また上記事案に対して野球部長は把握していたというが、被害部員と加害部員が和解し解決したと認識し、富山県高野連への報告を怠った。このため審議委員会では野球部長に対して報告義務違反として日本学生野球協会審査室へ処分申請を行った。
加えて未来富山が夏の甲子園に出場することもあり、同審査室は「緊急審査委員会を本日開催し、その結果、同校野球部長に対して、３カ月（８月２日～１１月１日）の謹慎とした」と発表した。同部長はこの日、甲子園球場で行われた甲子園練習に姿はなかった。
