高校野球 来春センバツからDH制導入へ
高校野球に来春センバツからDH制が導入される見通しであることが29日、わかった。近日中に開催される日本高野連の理事会でDH制導入が議題に挙がる予定。そこで承認を受ければ、正式に採用が決定する。
日本高野連は昨年12月に「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を設置し、リプレー検証や7イニング制などと並行でDH制の導入を議論。選手の出場機会増加につながるルールであり、2022年、23年にU-18日本代表を率いた明徳義塾・馬淵史郎監督(69)も昨夏甲子園で「(7イニング制)それよりもDH制が先やと思います」と提言していた。
5月時点ですでに、来春センバツからを視野にDH制を導入することは検討されていた。新基準の低反発バットも昨春センバツから採用され、春のセンバツのタイミングで改革を取り入れた前例はある。
大学球界では東京六大学野球連盟と関西学生野球連盟もDH制導入をすでに決定。来年から全日本大学野球連盟に加盟している全27連盟でDH制の採用が決まっている。





