日本ハム“完投王国”ゆえの敗戦 救援陣ら久々登板で踏ん張れず 加藤投手コーチ「空き過ぎるのが一番難しい」投手ら責めず
「日本ハム4-5ロッテ」(27日、エスコンフィールド)
“完投王国”ゆえの難しさが出た。日本ハムは2度のリードを追いつかれて延長戦で敗れ、連勝が4でストップ。久々に登板した救援陣が踏ん張りきれなかった。
4-4の延長十一回。6番手の山本拓が2死から内野安打と2四球で満塁とされ、代わった宮西が藤原に決勝の押し出し四球を与えた。5人以上の継投は8試合ぶりで、山本拓と宮西は16日の西武戦以来、11日ぶりの登板。強力先発陣だからこそ生じた事態に加藤投手コーチは「リリーフは(間隔が)空き過ぎるのが一番難しい。こちらの責任」と責めなかった。
2位・ソフトバンクに1ゲーム差に迫られ、29日からは本拠地での直接対決。球場を後にした新庄監督は「またソフトバンク戦から連勝していくぜ!」と広報を通じてコメントし、切り替えを図った。





