昨夏全国Vの京都国際が決勝進出 エース西村13K圧倒 甲子園へ「あとひとつ。心を熱く頭を冷静に」
「高校野球京都大会・準決勝、京都国際5-1立命館宇治」(25日、わかさスタジアム京都)
すごみを感じさせる。昨夏甲子園優勝の京都国際のエース・西村一毅投手(3年)が9回4安打1失点の完投勝利。“思惑通り”の投球で13三振を奪う快投だ。
ブレーキの利いたチェンジアップで相手を惑わせたかと思えば、中盤からは高め直球で空振りさせる。「(狙い球を)変えてくると予想して(途中から)配球を変えて」。三回に1点の先制を許したが動じる様子はない。5回までで10奪三振。直球は自己最速更新の146キロを計測した。
2年連続日本一を狙う甲子園まで残り1勝。「あとひとつ。心を熱く頭を冷静に」。再び聖地を沸かせるため左腕を振る。




