プロ野球選手会 1軍球団数拡大を議論 2軍再編受けて会沢会長「1軍で活躍できる機会を増やせたら」

 日本プロ野球選手会の臨時大会を終え、記者会見する会沢会長
 日本プロ野球選手会の臨時大会後に記者会見する丸理事長(左)と会沢会長
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 プロ野球の選手会総会が23日、大阪府内のホテルで開催され、1軍の球団数拡大に関して議論が行われた。

 先日のオーナー会議で来季から2軍公式戦を1リーグ3グループ制へ再編することが決定。これを受け、会沢会長(広島)は「ファームの拡大ということで、1軍でも増やすことはできないかということを話し合いました」と語った。

 会沢会長によると、決議をしたわけではないものの、今後に向けて意見交換。「1軍でも増やしていけないかと共有して。増やしたい人もいれば、ちょっと考えるところはあると(意見もあり)協議の形ですね」と説明した。

 1軍の球団数を増やしたい理由については「ファームだけを増やすのではなく、1軍も含めて、やっていかないと、底上げができないと思いますし、1軍で活躍できる機会を増やせたら」と語った。時期や球団数など具体的なところまでには及ばなかったという。

 1軍の球団数については17日にも選手会・森事務局長がNPBとの事務折衝の場で言及。「(3地区制について)野球普及だったり、興行だから違う見せ方みたいなところで3地区制みたいなところもあって、選手会として思ったところは、だったら1軍の方でやるべきじゃないかなと。1軍をエクスパンション(球団拡張)で増やしたりとか、選手も1軍で活躍できる選手をもっと、1軍のところで見せていく方がもっといろんな意味で野球普及だったり、活性化になるんじゃないかというのを改めて感じたところではある。そういう成果が出たのだったら1軍でもやるべきじゃないかみたいなところの話は一応しました」と、要望したことを明かした。

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