金足農2年連続8度目夏切符 オリックス・吉田輝星の弟、大輝がサヨナラ呼ぶ好投 昨夏初戦敗退のリベンジへ「焦らずしっかり調整したい」
「高校野球秋田大会・決勝、金足農2-1鹿角」(22日、こまちスタジアム)
熱戦を制した金足農が2年連続8度目の出場を決めた。
六回に1点を先制したものの、エース・吉田大輝投手(3年)が九回2死、振り逃げをきっかけに追い付かれて延長へ。無死一、二塁から始まるタイブレークは吉田が十回表を無失点。その裏はバントで送って1死二、三塁と攻め、最後はお家芸のスクイズでサヨナラ勝ちした。
7年前は吉田の兄、輝星(現オリックス)を擁し、秋田県勢103年ぶりの準優勝で“カナノウ旋風”を巻き起こしたが、昨年は1回戦で西日本短大付に4-6の惜敗。今年は期するものがある。吉田は「あの舞台に戻れるうれしさがある。足りないことだらけだが、焦らずしっかり調整したい」と語った。





