大阪桐蔭が7回コールドで8大会連続8強入り 須賀先制弾、藤田3ランなどで高石を圧倒

 3ラン本塁打などで勝利に貢献した大阪桐蔭・藤田拓志
 先発の佐井川(左)に声がけする大阪桐蔭の主将・中野大虎
 先発の大阪桐蔭・佐井川湧牙
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 「高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭8-0高石」(22日、くら寿司スタジアム堺)

 大阪桐蔭が7回コールドゲームと快勝し、8大会連続でのベスト8進出を果たした。初回無死一塁から、須賀蒼外野手(3年)が右翼ポール直撃の本塁打で先制すると、三回には藤田拓志内野手(3年)が左中間へ3ラン本塁打するなど4点を追加。

 五回にも藤田拓の右前打を起点に2点を加えた。4回戦はベンチスタートだった藤田拓だったが「これまで代打が多くて、今日も代打のような気持ちで打席に立つように言われて」と、集中力を高めたことが1本塁打、3安打につながった。

 投げては佐井川湧牙投手(3年)が7回を3安打、無失点。西谷浩一監督(55)は「十分に先発ができるし、トータルでゲームをつくってくれた」と佐井川を評価。

 本人は「荒れた感じがあって、最後まで修正しきれなかったんですが、とにかく『ゼロで』というところは何とかできました」と振り返り、「日本一だけ考えています」と、豊富な投手陣にあって欠かせない左腕としての貢献を誓っていた。

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