ヤクルト先発・中村優が危険球退場 本拠地初勝利の権利目前で暗転 ファビアンの頭部へ死球 天を仰ぐ
「ヤクルト-広島」(20日、神宮球場)
ヤクルトの先発、ドラフト1位の中村優斗投手(愛知工大)が五回、ファビアンの頭部への死球で危険球退場となった。
6-4の五回1死一、二塁、ファビアンに対するカウント2-2からの7球目。148キロの速球がすっぽ抜けてファビアンのヘルメットをかすめるように当たり、球場内が騒然とした。
球審の山路審判員がマイクで「中村投手を危険球退場とします」と説明。中村優は天を仰いだ。
中村優は初回に3点、二回に1点を失ったが、味方打線が二回までに6点を奪って試合をひっくり返した。三、四回は三者凡退で切り抜け、本拠地・神宮での初めての勝利の権利は目前だったが、暗転した。




