広島 古豪復活へ!“県工”こと広島工が7年ぶりベスト8 シードの尾道に快勝 広島・新井監督、ヤクルト・高津監督の母校
「高校野球広島大会・4回戦、広島工7-1尾道」(19日、鶴岡一人記念球場)
広島の新井監督、ヤクルトの高津監督の母校・広島工が春の県大会でベスト4入りしたシード校の尾道を破り、7年ぶりにベスト8入りを果たした。
1点を追う三回1死二塁で木村優太内野手(3年)が適時二塁打を放ち、同点とすると、続く菊川勇智外野手(3年)の2点適時中前打で逆転に成功。五回と八回にも2点ずつを奪うなど、打線が17安打7得点と爆発。3試合連続2桁安打と好調をキープした。
先発のエース・有井朔永投手(3年)は二回に先制点を献上するも、その後は好投。9回5安打1失点で3試合連続の完投勝利を挙げた。
春夏通算10度の甲子園出場を誇る古豪は、ノーシードから8強入り。準々決勝は20日に崇徳と対戦する。目指すのは12年の夏以来、13年ぶりの甲子園だ。主将の本多優真内野手(3年)は「古豪復活を目指して、ここまで一戦必勝でやってきた。まずは明日、絶対に勝ちたいです」と力を込めた。




