幸福の科学学園がドミニカ人留学生・エミールの同点弾&サヨナラ満塁弾で8強入り 父は元中日・ドミンゴ氏
「高校野球栃木大会・3回戦、幸福の科学学園10-6小山西」(19日、エイジェックスタジアム)
幸福の科学学園が劇的なサヨナラ勝利で8強入りを決めた。横浜、中日、楽天でNPB通算30勝を挙げたドミンゴ・グスマン氏(50)を父に持つドミニカ人留学生のエミール・セラーノ・プレンサ投手(3年)が2本塁打でチームを救った。
六回まで5点のビハインドを背負ったが、七、八回に2点ずつ奪って1点差まで追い上げると、九回1死からエミールが左中間へ同点ソロをマーク。延長タイブレークに突入した。
延長十回は両チーム無得点。延長十一回に1点をリードされたが、その裏の攻撃でドラマが待っていた。再び同点に追いつき、なおも1死満塁でエミールが打席へ。2ボール1ストライクから豪快にスイングすると、打球は左翼席へ飛び込む満塁弾。高校通算22本目となる2打席連発で劇的なサヨナラ勝利を導いた。
エミールは同校の特別コーチで、ドミンゴ氏とは師弟関係にも当たる元中日監督・森繁和氏(70)のサポートで来日。身長189センチ、107キロの恵まれた体格で、投げても最速145キロと高いポテンシャルを誇るプロ注目の存在だ。



