巨人・田中将に久保巡回投手コーチが再び“魔改造” 「久保さん的には、まだちょっと違うぞと」

 タオルを使って台を真上からたたくように腕を振り下ろすシャドーを行う田中将
 久保巡回投手コーチ(右)から熱血指導を受けた田中将
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 2軍調整中の巨人・田中将大投手(36)が14日、川崎市内のジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加。久保康生巡回投手コーチ(67)からの熱血指導を受け、取り組んできた投球フォームに対する意識の確認などを行っていた。

 この日は通常の練習メニューを消化後、田中将と久保コーチが意見交換。その後は、メディシンボールを使って投球のフォロースルーの体勢を調整や、上から縦回転の腕の振りを確認するように、タオルで膝上ぐらいの高さの台をたたくようなシャドーピッチングも敢行した。

 さらに、意識付けした投球フォームをキャッチボールで確認。フォークボールも投げながら、感覚を体に染みこませていた。

 復活へ、春季キャンプでは二人三脚でフォーム改造に取り組んできたが「教えていただいていることに、自分でどう落とし込んでいったらいいか、動かしたらいいかをいろいろと考えながらやっている」と模索してきた中で「でも、久保さん的には、まだちょっと違うぞと」とこの日の指導に至った経緯を説明した。

 久保コーチとの意見交換についてや、練習の狙いについて詳細は明かさなかったが「自分はこうやろうとしているけど、こうなる。じゃあこういうアプローチでやってみようか…とか、そういう話です」と話していた。

 田中将は5月2日に出場選手登録を抹消後、2軍戦での登板を続け、前回9日の西武戦(カーミニーク)では6回5安打3失点だった。

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