ヤクルト・成田オーナー 村上今オフのポスティングシステムでの移籍に言及「できれば本人の希望をかなえてあげたい」
ヤクルト・成田裕オーナー(73)が14日、都内でのオーナー会議に出席後、村上宗隆内野手(25)が希望する今季終了後のポスティングシステムでの米大リーグ移籍について言及。「できれば本人の希望をかなえてあげたい。これは前々から球団の方針ですから」と明言した。
既に6月にヤクルトの林田哲哉球団社長兼オーナー代行が、村上の今季終了後のポスティングシステムによるメジャー球団への移籍を容認する方針を改めて示していた。村上は今季、上半身のコンディション不良で出遅れ出場は1試合のみ。現在も2軍で調整を行っている。成田オーナーは「故障して前半出遅れてしまったのは残念」と語った。
球団のスーパースターがメジャー移籍すればチームにとっては痛い。同オーナーも「それは大きいですけど」としつつ、「2軍の選手もそういう先輩の歩んできた道を追いかけていく。メジャーから指名いただくような形で育っていけばいいと思います」。今後、日本で大活躍して大リーグに挑戦する自チームの選手が出現することを歓迎した。





