阪神が両リーグ最速50勝到達!連敗阻止の逆転勝利 11連勝ストップ翌戦で2戦2敗のヤクルト・石川攻略

 「阪神5-2ヤクルト」(12日、甲子園球場)

 阪神がヤクルトに逆転勝利し、両リーグ最速で50勝に到達した。リーグでは昨年に続き10回目(2リーグ分立後)。両リーグでは2003、05、21年に続き4度目となった。小幡の右前適時打が決勝打。先発のデュプランティエは7回5安打2失点で6勝目(3敗)を手にした。

 昨日の同戦、連勝が11で止まった阪神だが、序盤から落ち着いた戦いを見せる。四回、ヤクルトに2点を直後の攻撃だ。ヤクルトの石川から先頭・中野が右前打でチャンスメーク。続く森下は四球を選び一、二塁とした。さらに4番の佐藤輝も右前打でつなぎ、満塁の好機を作る。

 1ストライクから2球目を打つと、打球は右翼戦にフラフラッと上がった。強烈な浜風にもはね返されたボールは、ダイブした太田のグラブをかすめて転がった。一気に二走・森下も生還。すぐに同点に追いつくと、さらに小幡が右前適時打を放った。四球を挟む4連打で逆転に成功。今季2戦2敗と苦しんだ左腕をついに攻略した。

 一方、先発のデュプランティエは四回、先頭・内山に与えた四球から2点を失った。6月19日ロッテ戦(甲子園)で来日初完封勝利を挙げてから3試合連続で無失点を継続。この日も三回まで2安打無失点とし、28イニングまで伸ばしていた。無失点記録は途絶えたが、逆転に成功した五回以降も粘りの投球。10三振を奪い、DeNA・バウアーの「97」を抜き「105」三振で、奪三振数でリーグトップに立った。

 八回は石井、九回は岩崎と継投で繋ぎ、リードを守り抜いた。

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