巨人・阿部監督 11試合ぶり2点差以上勝利も苦言 初回に3点のみ「今後の課題」

 「DeNA0-3巨人」(12日、横浜スタジアム)

 巨人は11試合ぶりに2点差以上での勝利を手にして、連勝で貯金1とした巨人。それでも試合後の阿部監督は「久しぶりに(打線が)つながったので。その後は、からっきしでしたけど」と初回の得点のみで終わった攻撃陣に苦言を呈していた。

 開始から瞬く間に試合は巨人ペースとなる。先頭の丸が2球目を捉えて右翼線三塁打、続く佐々木が中越えの適時二塁打を放ち、わずか3球で先制点を奪った。さらに1点を加えてなお1死三塁から泉口が右前適時打。序盤で主導権を握った。

 ただ、二回以降は走者を出しながら追加点は奪えず。支配下契約即1軍でスタメン出場のフルプは4打数無安打も、「代打でも良い働きをしていたから抜てきした」と2番起用の佐々木が3安打と若い力が可能性を示した。だが、8・5差の首位・阪神を追うには、まだ力強さが足りない。

 九回にマルティネスが1死一、三塁の危機を招いた場面も「最後に変な流れをつくっているのもバッター陣。もう1点を取っておけば投手が楽になる。今後の課題かな」と阿部監督。勝利におごらず、チームのさらなる成長を見据えていた。

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