ロッテ 西武・外崎がファンブルした打球が三塁塁審に当たってサヨナラならず

 「ロッテ-西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 西武・外崎がはじいた打球が三塁塁審に当たって、ロッテがサヨナラ勝ちを逃す場面があった。

 同点で迎えた九回2死一、二塁。山本の打球は三塁線へのゴロとなったが、これを西武・外崎がファンブル。だが、ファウルグラウンドに転がりそうな打球が三塁塁審の体に当たって遮る形になったことで、二塁走者の小川が本塁に生還することができなかった。その後の2死満塁では、西川が三ゴロに倒れて無得点で延長戦に突入となった。

 1982年に西武と中日の間で行われた日本シリーズ第5戦では、三回2死二塁から中日・平野の一塁線を襲った打球が一塁塁審に当たり、バックアップした二塁手が三塁に送球して、二塁走者の田尾が三塁で憤死する事件があって得点を奪えずにこの試合を落とし、西武が4勝2敗で日本一に輝いた。

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