阪神・佐藤輝 侍“当確ランプ”リーグ2冠の活躍に井端監督「韓国戦でも対応を見たい」

 来年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控える野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(50)が10日、広島-阪神戦(マツダ)の視察に訪れ、阪神・佐藤輝明内野手(26)への高評価を示した。今春キャンプの視察でも佐藤輝に熱視線を向けていたが、現在、本塁打と打点のリーグ2冠という活躍ぶり。「春先に、爆発的に伸びるのは佐藤選手と名前を出させていただいたと思うんですけど、その通りになってきている」。覚醒への予感がズバリ的中して、満足顔を浮かべた。

 「打席の中でうまく対応できているのかなと。韓国戦でも対応を見たいなと思う」と11月15、16日の強化試合(東京ド)での代表入りに“当確ランプ”。「順調に、とにかく伸ばし続けてほしい。振る舞いとか含めて、いい方向にいってるのかなと感じた」とさらなる飛躍を厳命した。メジャー組の代表候補に内野手が不在とあって、「内野に戻ってきて良かった」と、守備位置が再び三塁に定着していることを歓迎。猛虎の4番へ、期待値の高さを隠さなかった。

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