巨人 マルティネス痛恨逆転負け 2戦連続背信九回3ラン被弾 阿部監督「もうしょうがないね」

 「巨人2-3中日」(9日、福島県営あづま球場)

 絶対的な守護神がもろくも崩れた。巨人・マルティネスが古巣相手に移籍後初被弾し、痛恨の逆転負けを食らった。阿部監督は「もうしょうがないね。勝つか負けるかなんで」と淡々とした口調で振り返り、必死に前を向いた。

 マルティネスは2点リードの九回1死後に連打を浴びるなどで2死二、三塁のピンチを招く。この場面で細川に左翼席に3ランを浴びて逆転を許した。降板しベンチでぼうぜんと頭を抱えた。右腕は「2試合続けてこういう結果になってしまいました」とうなだれた。

 助っ人は3日・阪神戦で同点の九回にマウンドに上がり、今季初失点を喫していた。3日に打球を左膝付近に受けた影響で大事を取っていたが、右腕にとっては同日以来のマウンドだった。抑えの切り札を投入して負けた事実はチームにとって大きなダメージだ。

 10日は試合がなく、11日からDeNA3連戦(横浜)を行う。「また横浜で頑張りたいなと思います」と指揮官。首位・阪神とは9ゲーム差。最短で11日に自力優勝の可能性が消滅する危機に直面。踏ん張りどころを迎えた。

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