ロッテ・吉井監督、借金ワーストの16に「我々ができることを考えて、選手たちもできることをしっかりやっていく、結果はこっちの責任」乱調・石川柊には「1点を惜しんでビッグイニングを作ってしまった」
「ロッテ1-13日本ハム」(9日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが今季最多失点で大敗し3連敗。借金は今季ワーストの16に膨らんだ。先発の石川柊は初回に二塁打と2四球で無死満塁のピンチを招きレイエスに先制満塁弾を浴びると、以降も失点を重ね5回を移籍後ワーストとなる8失点。18年以降9連勝中だったゾゾで17年8月8日以来8年ぶりに黒星が付いた。
吉井監督は石川柊について「最低ですね。試合前のブルペンはよかったっていう報告は来てたんですけど、カウント不利になっちゃって、そこでツーベース打たれて、ちょっと1点を惜しんでビッグイニングを作ってしまったって感じですかね。立ち上がりはある程度大胆にいかないとああいう感じになってしまう。またしっかり調整してやり返してほしいと思います」と話した。
一方、打線は8安打しながら岡のソロ本塁打による1点のみ。5月に完封負けを喫した苦手・山崎をまたも攻略できなかったが「そこは言い訳にしちゃダメです」ときっぱり。「初球の入りとか、立ち遅れてるバッターがたくさんいたんで、若い選手が多いんで、そういうテクニックにやっぱりやられることがあるんですけども、そこを対処していかないと」と注文を付けた。
この日は山崎の明大の一学年先輩にあたり、相性のいい岡を22年以来となる一塁で起用した。「外野のメンツを見てみると、若い3人がしっかり固まってしまってるんで、岡の出番をと考えると、DHかファースト守れたらよりいいですよね。岡はもともとファーストの選手なんで。ピッチングコーチをしてる時に見たことがあって、うまいなって思ったんで。今日の守備も全然久しぶりというのを感じなかったんで、これからもあると思います」と話した。
借金はワーストの16。今後の巻き返しを問われると「我々ができることを毎日考えて、選手たちも自分たちができることをしっかり毎日やっていく。結果はもうこっちの責任なんで、選手たちはその気持ちでやってほしいと思います」と前を向いた。




