立命館宇治 シード校城南菱創にコールド勝ち エース道勇が7回9K完封

 城南菱創を七回コールドで下した立命館宇治の道勇壱心
 初戦を突破し、スタンドへあいさつに向かう立命館宇治ナイン
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 「高校野球京都大会・2回戦、立命館宇治9-0城南菱創」(9日、太陽が丘球場)

 立命館宇治が15安打9得点の猛攻でシード校の城南菱創を七回コールドで下した。エース・道勇壱心投手(どうゆう・かずむね=3年)が7回3安打完封、9奪三振の好投をみせた。

 昨秋は近畿大会準々決勝で市和歌山に六回コールドで敗れてセンバツは選外。今年の春季大会は地区ブロックで敗退し、夏のシードも逃した。道勇は春に右肘を痛め、春季大会は本調子ではなかったというが、今大会は調子を取り戻し「去年から経験のある僕が引っ張らないといけないという気持ちで投げた」と悔しさをぶつけた。

 冬場にウエートなど出力を上げるトレーニングを敢行し、ベンチプレスは70キロから90キロにパワーアップ。「スピードガンで測ってはいないが、平均球速が上がったと感じる」と実感している。「僕が投げて勝たないといけない。夏はケガなしで投げたい」と力を込めた。

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