慶応主将が異例の選手宣誓「好プレーたたえ合いませんか」

 高校野球・神奈川大会の開会式が7日、横浜スタジアムで行われ、慶応の山田望意(のい)主将が選手宣誓を務めた。

 「七夕の日に願います。今年の神奈川大会が最高の大会になりますように」という冒頭から始まると、「選手のみなさんにお願いがあります。今大会中、お互いの好プレーに対して、拍手や歓声を送り、たたえ合うことにしませんか」と“異例”の提案を行った。

 大役を終えた山田は「正直、せっかくウチがやるならというのは意識しました。相手をたたえることは、やって損はないと思ったので」と、「エンジョイ・ベースボール」を掲げ2023年に全国制覇を果たした同校らしい思いを説明した。

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