ソフトバンク・柳町が30打席ぶり安打 交流戦MVP、リーグ再開から不振もようやく笑顔

 「ソフトバンク-西武」(4日、みずほペイペイドーム)

 トンネル脱出の一打だ。ソフトバンク・柳町達外野手が30打席ぶりに安打を放った。

 七回2死、西武先発・武内の137キロツーシームに詰まりながらも左前へ運んだ。柳町は一塁ベース上で会心の笑顔を浮かべていた。

 柳町は交流戦で12球団トップの打率・397の成績を残して交流戦MVPを獲得。パ・リーグでも首位打者を独走していたが、交流戦最終戦だった6月22日の阪神戦(甲子園)の第1打席で安打を放ったのを最後に快音がぴたりと止まっていた。

 リーグ戦再開後は7試合目にして待望の初安打。今月2日に首位打者陥落し、この4日は打順がこれまでの3番から6番に下がっての起用となっていた。

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