巨人14残塁 阪神に今季2度目の3タテ 阿部監督「昨日からの流れはひっくり返せなかった」
「阪神3-2巨人」(3日、甲子園球場)
巨人は無失点を続けた守護神に託すも、流れは変えられなかった。同点の九回にマルティネスを投入。だが、無死満塁とされ、最後は豊田の中犠飛でサヨナラ負け。阪神に今季2度目の3タテを食らった。
阿部監督は「最善は尽くせたが、昨日からの流れはひっくり返せなかった」と悔しさをにじませた。前夜は八回に本塁クロスプレーのアウト判定が、リプレー検証で覆って決勝点を献上しての敗戦。この日は吉川がコンディション不良で欠場し、増田陸が初めて4番を務める非常事態だった。
初回に増田陸が先制の2点打も、二回以降は得点できず14残塁。リーグタイ記録の開幕から31試合連続無失点だったマルティネスは今季初失点となり、首位と6・5差の4位に後退。指揮官は「何とか勝たせたい一心でやっているが…とにかく、まだやり返すチャンスはある」と必死に前を向いた。





