3試合連続完封負けのDeNAが32イニング目で久々得点 蝦名が魅せた執念の適時内野安打から一挙3得点と東を援護

 「DeNA-中日」(1日、横浜スタジアム)

 DeNAが連続無得点イニングを「31」で止めた。蝦名が気迫のヘッドスライディングで適時内野安打をもぎとり、ついに得点を奪った。

 初回だ。中日の先発・金丸の前に1死満塁と好機を作ったが、筒香が空振り三振に倒れた。だが、続く6番・蝦名がバットの先で外角低めの変化球を拾うと、ボテボテの当たりは遊撃へ。これにヘッドスライディングで一塁に滑り込み、執念の適時内野安打で1点をもぎ取った。さらに、山本が三塁強襲の2点適時内野安打を放って、一気に3点を奪った。

 DeNAは前カードの巨人3連戦でいずれも完封負けを喫し、22日のロッテ戦の六回から31イニング無得点だった。自慢の強力打線に影が落ちていたが、この日は本拠地に大声援を受けていきなり得点を奪い、連敗ストップを託されたエース・東を援護した。

 連続無得点を止めた蝦名は、球団広報を通して「チームが点を取れていなかったので、必死にもぎ取っていこうと考えて打席に入りました。根性です!」とコメントした。

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