ロッテ「肉体的援助」好機逃して敗戦 走者と三塁ベースコーチが接触でアウト カード負け越しで6月5割
「ロッテ1-2ソフトバンク」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは痛恨のプレーが、絶好機に水を差した。
2点を追う七回、無死一、二塁。ソトの右中間への二塁打で二走・西川は生還。だが、一走・ポランコは三塁を大きく回ったところで、ストップを指示した大塚三塁ベースコーチと接触した。三塁に戻ったポランコはアウトを宣告された。
敷田三塁塁審は「三塁コーチが肉体的援助をしたため、アウトとします」と場内に説明した。無死二、三塁となるはずが1死二塁として再開。次打者の代打・角中の左飛は犠飛に十分な一打。続く小川も空振り三振。同点機をフイにした。
吉井監督は「前のランナーと近すぎた。多分ポランコは西川を回してるのを自分が回されてると思ったんだと思うんですけど」と話した。大きな代償となった肉体的援助。このカードを負け越し、6月は11勝11敗の五分で終えた。




