ロッテ戦で話題 なぜ「肉体的援助」?名称変更検討の議論も 元審判員が明かす
「ロッテ1-2ソフトバンク」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが2点を追う七回の絶好機で三塁コーチャーと走者が接触し、アウトとなった。
敷田三塁塁審は場内アナウンスで「三塁コーチが肉体的援助をしたため、アウトとします」と説明。SNSでは「肉体的援助」の名称が注目を集めた。
このプレーに関連して、元プロ野球審判員の坂井遼太郎氏は自身のXで「ベースコーチが走者の走塁を“身体でサポートする”という珍しいプレイがありました。この行為、ルールブック上では『肉体的援助』と呼ばれていますが、名前のインパクト(特に活字の場合)が強すぎる。笑 と感じる方も多いのではないでしょうか」と問いかけ。「実は2015年ごろ、NPB審判部の会議でも『肉体的援助という表現を、違う名称に変えられないか?』という真剣な議論がありました」という。
さまざまな案が出たというが、「しっくりくる名前が見つからず、結局は今も『肉体的援助』のまま」と説明。「案外、みなさんから良いアイデアがあれば、採用されるかもしれません!」とつづった。




