オリックス 初回先頭から2者連続弾 43年ぶり“歴史的快挙”も逆転負け

 1回、先制ソロを放つ先頭打者の西川(撮影・山口登)
 1回、ソロを放ち生還する宗(撮影・山口登)
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 「オリックス2-4楽天」(29日、京セラドーム大阪)

 “歴史的快挙”も白星とはいかない…。オリックスは初回、先頭の西川がバックスクリーンへ今季2本目の先制弾を放つと、続く2番・宗が右翼席に2号ソロ。たったの5球で2連発をブチかまし、ファンのド肝を抜いた。

 初回先頭からの2者連続本塁打は、前身・阪急時代の1982年4月16日・ロッテ戦(川崎)での福本豊、蓑田浩二以来43年ぶり。オリックスとしては史上初の快挙で、7戦連続の初回得点と幸先よくスタートしたが、先発の東が二回途中4失点でKOされるなど、結局ホンマかいな…の逆転負けで連勝は3で止まった。

 「(オリックス初の先頭からの2者連続本塁打に)素晴らしい。かっこいいなあ、と見てたんですけど、その後、(楽天先発の)藤井君が立ち直っていいピッチングをされた。仕方ないですね。今日は…」。岸田監督も想定外だったのだろう。12球団トップの打率を誇る打線は二回以降、藤井に手玉に取られて沈黙。4番杉本が休養で欠けていたとはいえ、クリーンアップ全滅…では野球の神様もそっぽを向くしかなかったのかもしれない。

 「その結果に関してはうれしいです」と快挙の一発を振り返った宗。敗れはしたものの、6月は13勝9敗と息を吹き返し2位をキープした。7月もこの調子でいきたい。

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