ロッテ・石川柊 6回0封恩返し星!古巣ソフトバンクに初勝利 12球団制覇に王手も「そんなに気にしてないです」
「ロッテ5-0ソフトバンク」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
恩返しの1勝だ。ロッテ・石川柊が6回無失点に抑え、ソフトバンクと3度目の対戦でFA移籍後、古巣から初勝利。さらに広島を除く11球団からの勝利となり12球団制覇に王手をかけた。
「調子自体はあまり良くはなかった」と言う。被安打は3だが4四球と制球に苦しみ再三のピンチを招いた。「序盤に点を取ってもらって、守備に助けられ、風に助けられた」と振り返った。
初回の3点の援護が大きかった。五回2死一、二塁は左翼・西川がフェンスに激突しながら好捕。六回1死一塁での山川の大飛球は逆風に戻され左飛。「打球速度的には“いったな”って。結果的に、運があったっていうだけですね」と納得の投球ではなかったが、ソフトバンク戦のチームの連敗を6で止めた。
広島に勝てば過去21人が達成している全球団勝利となる。偉業にも「そんなに気にしてないです」と言う。その理由を「大竹(阪神)がやったんでしたっけ?育成出身初みたいなのとか、狙ったりするんですけど…」と先を越されて苦笑い。今後に向けて「目の前の試合を全力で。勝てるようにやるだけっすね」と状態を上げて貢献する思いだ。




