日本ハム・新庄監督 “足”で今井を崩す 機動力重視のオーダーで「真っすぐかスライダー」狙い球の徹底

 日本ハムは25日、エスコンフィールドで練習を行い、新庄剛志監督(53)がリーグ戦再開初戦となる27日・西武戦(ベルーナ)の相手先発に予想される今井の攻略プランを思い巡らせた。開幕戦ではソロ2発で勝ったが、3試合で防御率0・75と封じられている難敵。「捉えていくのが難しくなると思う。内野安打とかポテンヒットで走者をためられたら。足を使ってかき回すイメージ」と考えを明かした。

 機動力重視のオーダーを組んだうえで講じるのは、狙い球の徹底だ。「真っすぐかスライダー、100%どっちかを張らないと難しい。割り切りが大事」と説明。攻略法を明かせば対策される可能性もあるが「今井くんはそんなピッチャーじゃない。打てるもんなら打ってみろのピッチャー。向こうもこんがらがってますって。俺のコメントに」と不敵に笑った。

 2位に2・5ゲーム差の首位で迎えるリーグ戦再開。気をつける点は「ないない!」とし「もう僕のやることはなくなってますから。(戦力は)引けなんか全くとらない」と自信満々の指揮官。まずは今井撃ちでスタートダッシュをかける。

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