日本ハム・新庄監督 交流戦Vならずも「十分じゃないですか?」公約通りの11勝7敗 パ差広がらず混戦続くも夏場の戦い手応え「若い分うちが有利かな」

 井上監督に拍手をしてベンチを引き揚げる新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
 井上監督にあいさつをする新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
 井上監督にあいさつをする新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「中日4-1日本ハム」(22日、バンテリンドーム)

 日本ハムが敗れ、07年以来18年ぶりの交流戦優勝を逃した。序盤の失点が響き、連勝が3でストップ。貯金は13となった。ソフトバンクの6年ぶり9度目の交流戦優勝が決まった。

 優勝には一歩届かなかったが、11勝7敗の2位で終えた。試合後、新庄監督は、交流戦前の目標に11勝7敗と掲げていたことに触れ「11勝7敗に合わせるために負けたわけじゃない」と悔しそうに笑いつつ「精いっぱい戦ってたまたま。いまのチームならこれぐらいの戦いで勝てるという計算で掲げた目標だったんで。十分じゃないですか?」と、納得した様子で語った。

 交流戦の上位をパが占め、6球団とも五割以上の結果を残した。パ・リーグのゲーム差に大きな変動はなかったが、「レベルが一緒ということじゃないですか。パは全球団一緒のレベルで戦ってる。またこれが面白い。まあ、まだ抜け出せないでしょう。この感じが続くと思う」と後半戦も混戦を覚悟した上で、「若い分、うちがちょっと有利かな。体力的な問題で」と分析。「2勝1敗ペースでいきたいですね。ずっと。(夏場)外の球場になってくるから。体力的な問題とかが多少影響してくる。防ぎようないからうまく休ませながらやっていけたら」と見据えた。

 交流戦の収穫を問われると「足を使って点を取りにいけましたし、僕の作戦を一発で成功させてくれた。僕の作戦でやってれば勝つんで。しっかり決めてくれたら勝たせますので。オーダーを変えても、やっぱり僕の計算が合っていたっていう戦い方をしてくれている。そういうとこです」と、選手との信頼関係ができていることを強調した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス