楽天・滝中 7回粘投2カ月ぶり3勝目、9番で3連続四球 投打でチーム今季初5連勝貢献
「ヤクルト2-6楽天」(18日、神宮球場)
心地よい疲労が楽天・滝中瞭太投手を笑顔にさせた。「きつかったですね。毎日ランニングをしている成果が出たかな」。7回2失点(自責0)の粘投に加え、9番打者としても勝利の立役者となった。3打席連続で四球を選び、2度もダイヤモンドを駆け抜けてホームに生還した。
三回はカウント3-1からボールを見極めたが、五、六回はいずれもストレートの四球だった。「立っていただけ」と苦笑いしたが、「立っていたら打ってかえしてくれた。野手は毎日これをやっていると思うと感謝しかない」と過酷さを実体験し、頭を下げた。
本業でも力を発揮。ヤクルト打線を分断し、4月23日の日本ハム戦以来、約2カ月ぶりの白星となる3勝目を挙げた。「間合いも変えながら、何とか粘れたかなと思います」。投打のヒーロー誕生で、今季初の5連勝だ。





