ロッテ・藤原 V撃才木撃ち「振り負けないように」チャンス生かした2点適時打

 「阪神1-3ロッテ」(17日、甲子園球場)

 試合を決める一打はロッテ・藤原が放った。七回、同点としてなお2死二、三塁、才木の直球をたたき左前に決勝2点適時打。「真っすぐ1本で。速かったんで、振り負けないようにしました」と胸を張った。

 才木とは初対戦の一昨年から2年連続完封負けを喫していた。この日も六回まで無得点だった。七回は直前の2死二、三塁から代打角中の同点打で25イニング目にして初得点。藤原は「角さんやったらやってくれるなって思って見ていたんで。回ってくる準備はしていました」と振り返った。

 七回は4安打を集中。少ない好機を確実にモノにして逆転勝ち。「負け試合いっぽかったですけど、チャンスを生かして勝っている。チームの流れとしても非常にいいですし、勢いに乗っていける」と藤原。難敵を打ち崩しての1勝。確かな手応えは芽生えている。

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