ロッテ・角中 サヨナラ犠飛 九回代走・高部が好走塁でお膳立て
「ロッテ5-4ヤクルト」(15日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは硬軟織り交ぜて2カード連続勝ち越しを決めた。
まずは交流戦から4番に座る22歳の山本が気を吐いた。0-2の四回無死一塁は左翼席上段への同点5号2ラン。「完璧。人生で1番」と振り返った。六回無死一塁も左翼席へ一時勝ち越しとなる6号2ランを運んだ。
七回に同点とされたが、九回には隙を見逃さない攻撃を見せた。先頭の藤岡が出塁し、代走で起用された俊足・高部は、続く打者の捕前バントでベースカバーが不在だった三塁を一気に陥れた。
代打・角中の左飛でタッチアップしてサヨナラ勝ち。高部は「次の塁も狙っていた。(カバーが)いなかったんでいった」と振り返る。決勝犠飛の角中は「単純な打ち合いだけじゃ、打力で劣る。隙は絶対に見逃さないようにやっていきたい」と話した。





