監督就任初の7点差逆転勝ち 日本ハム・新庄監督「痺れたね」サヨナラ弾の田宮ら昇格選手躍動に喜び「もうずっと見てますもん」

 「日本ハム8-7広島」(15日、エスコンフィールド)

 日本ハムが新庄政権では初めて7点差をひっくり返しての延長サヨナラ勝ち。貯金を今季最多の11とした。

 チーム一丸での劇的な勝利に試合後、新庄監督も「痺れたね」と興奮気味にうなった。

 六回に一挙6点を奪われ、0-7に。「6点取られた時はごめんなさいってなったけど」と苦笑いしつつ「今年のファイターズはだんだん追いついてきて、あ~違うなとは感じた」。六回に水谷の中越え3号ソロで反撃開始。八回は先頭から3連打で無死満塁とし、レイエス、野村の連続犠飛、さらに宮崎の適時二塁打などでこの回4点を返した。2点差で迎えた九回2死二、三塁の好機を作ると、レイエスが詰まりながらも中前に運び、2点適時打。土壇場で同点に追いついた。さらに7-7の延長十回、先頭打者の田宮が広島・栗林がライトスタンドへ。エスコンが歓喜に包まれた。

 田宮は13日に1軍に昇格したばかり。この日は田宮と同じタイミングで昇格した中島、宮崎にも安打が出て、14日に本塁打を放った野村も含め、昇格組の活躍が光ったシリーズとなった。「上がってきてくれた選手が全員打ったでしょ。ホッとしたね」と語った指揮官は「もうずっと見てますもん。タイミングを計って計って。たぶんファームの監督、コーチも宮崎君と中島君は描いてなかったと思うけど、僕は今だなと思って」と、うなずいた。

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