巨人 連敗で交流戦単独最下位 阿部監督「追い付けたことが収穫」サヨナラ負けも前を向く
「オリックス2-1巨人」(14日、京セラドーム大阪)
悪い流れを断ち切ることはできなかった。延長十一回に6番手の巨人・中川が押し出し四球を与え、今季4度目のサヨナラ負けで2連敗を喫した。交流戦は10試合で3勝6敗1分け。ヤクルトを下回り、単独最下位に転落する事態となった。
十一回を戦ってわずか1得点と打線が低調だった。相手先発の宮城を打ちあぐねた。0-1の八回2死二塁で泉口が執念の左前適時打を放って同点に追い付いた。ただ、結果的には左腕に9回を6安打11三振に抑え込まれるなど流れをつかむことはできなかった。
阿部慎之助監督は「向こうも素晴らしい投球をしていたので、追い付けたことが収穫じゃないですか」と前を向く。白星がない直近3試合は計4得点。故障で主砲・岡本を欠くチーム事情もあり、貧打にあえぐ厳しい状況は継続している。
「ピッチャー、チームほぼほぼ全員で頑張れたので。切り替えて、明日頑張ります」と言葉に強い力を込めた指揮官。オリックス戦は昨季から5連敗となった。必ず意地を見せる。





