ロッテ・藤原 決勝“神スライディング”「ストップって言われていたんですけど」寺地の投手強襲打で生還
「ロッテ5-4広島」(12日、ZOZOマリンスタジアム)
“神スライディング”が決勝点をもたらした。ロッテは七回無死三塁、寺地の投手強襲の一打で三走・藤原が本塁突入。ヘッドスライディングしながら体をひねり、さらに左腕を上げてタッチをかわす。その手を落としてホームベースに触れた。
「確実にアウトだと思った」と振り返り、「反射的に交わしました」と明かす。打った瞬間、三本間で止まり、ボールがこぼれた瞬間にスタートを切った。「実は大塚さん(三塁ベースコーチ)にストップって言われていたんですけど…。気持ち乗って行っちゃった。反省です」と話した。
5月下旬から、ほぼ1番に定着。11日も初回に安打を放って二盗後、先制のホームを踏んだ。「外野を守っていてノーアウトの得点圏が特に怖い。僕が先頭で出塁して盗塁したら点を取る確率がすごく高まると思う」。打力プラス脚も武器に、チームの得点源になる。





