ソフトバンク-巨人 村上雅則氏がセレモニアルピッチ「165キロ予告」もワンバン投球「もう足腰が弱くて」と苦笑い
「ソフトバンク-巨人」(10日、みずほペイペイドーム)
日本人初のメジャーリーガーで知られる村上雅則氏(81)が試合前にセレモニアルピッチを行った。
ソフトバンクではみずほペイペイドームで行う交流戦期間中にMLBにちなんだ企画を実施しており、その一環としてゲストとして登場。サンフランシスコ・ジャイアンツのユニフォームに身を包み、マウンドの前方から左腕を振りぬいた。
登板前は大谷翔平、佐々木朗希(ともにドジャース)らと並ぶ日本人最速の「165キロ出しますよ」と意気込んだものの、実際はワンバウンド投球に。「もう足腰が弱くてガクガクして力が入らなんですよ」と苦笑いを浮かべた。
村上氏はソフトバンクの前身である南海でプロ生活をスタートさせ、米球界でプレー後も南海に復帰している。また、球団が福岡に移転した初年度の89年から2シーズンはダイエーでコーチを務めた経験もあり、「福岡は思い出の地。すごく愛着がある」と古巣での投球に喜びもひとしおだった。




