快勝オリックス 打線テコ入れ成功 前夜のお返し14安打6得点 岸田監督「打線つながった」

 「オリックス6-1広島」(4日、京セラドーム大阪)

 前夜、広島との交流戦初戦を落としたオリックス・岸田護監督は、同戦で通算打率4割台を誇る杉本を5月15日・日本ハム戦(エスコン)以来の4番に据えるなど打線のテコ入れを敢行。これが見事に奏功し、やり返してみせた。

 「打線がつながりました。良かったと思います。向こうに隙ができればウチはそこを一気に攻める形でやってますけど、今日はそれができた」と指揮官。四回無死満塁、7番降格の紅林弘太郎内野手が右前にポトリと落ちるラッキーな2点適時打を放って先制。若月、中川も2者連続の左翼線二塁打で得点を重ねるなど打者一巡の猛攻で大量6点を奪い、先発・大瀬良をマウンドから引きずり降ろした。

 殊勲打の紅林は「(打順降格に)そこは悔しい。もっと結果を出していかないと」と納得はしていなかった。それでもチームは14安打6得点で快勝。前夜の鬱憤(うっぷん)を晴らし、連敗も2でストップだ。

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