ソフトバンク 前田純が自己最長8回無失点&最多10Kの快投 かつての同僚と投げ合い「成長を見せつけよう」

お立ち台でポーズをとる前田純(左)と栗原
先発した前田純
2枚

 「ソフトバンク8-2中日」(4日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが交流戦連勝スタート。今季初めて貯金を「2」とした。

 先発の前田純が快投した。六回1死まで無安打に抑え、自身初めての八回のマウンドに上がっても「最後の上林さんに投げた球も強いボールを投げられていた」と、直球で二飛に仕留めた。

 自己最長8回で自己最多120球を投げ、これも自己最多の10三振を奪って無失点。文句なしの投球で今季2勝目を挙げた。

 また、投げ合った相手先発・三浦は昨季までソフトバンクで同僚だった。ともに育成ドラフト入団。ファームで切磋琢磨して、昨年7月24日に同じタイミングで支配下登録されていた。「一緒に支配下を目指して頑張っていた。成長を見せつけようという気持ちで投げました」とお立ち台で充実の笑みを浮かべた。

 さらにこの日は25歳の誕生日。そして、解説席には自主トレで師事した和田毅氏がいた。気持ちの入る材料がいくつもそろっており「全部そうだなと思っていたけど、自分のやれること以上のことはできない。自分の投球を心掛けました」と振り返った。

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