ソフトバンクが異例の対応 CS敗退直後に藤本監督の退任を発表 2年間で結果を残せず

 サヨナラ負けでCS敗退が決まり、涙を流す今宮(左)を慰める藤本監督(撮影・伊藤笙子)
 ファンにあいさつをする藤本監督(左から2人目)らナイン(撮影・佐々木彰尚)
 一礼し引き揚げる藤本監督(撮影・佐々木彰尚)
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 ソフトバンクは16日、藤本博史監督の退任を発表した。CSファーストS終了直後に異例の対応となった。

 球団発表では「藤本博史監督が10月16日をもって退任しましたのでお知らせいたします」と記された。

 監督人事は通常、終戦翌日以降の発表となるのが慣例だが、ファーストS敗退が決まった直後にフロントが決断。藤本監督は2021年オフ、工藤監督の退任を受けて就任。1年目の昨季は優勝目前でV逸となり、2年目の今季は3位でクライマックスシリーズに臨むも、ファーストSでまさかの大逆転負けを喫して敗退となった。

 試合後の会見では「知りません。聞いていません」と自身の去就について語っていたが、異例の対応での退任となった。

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