長嶋茂雄さんが死去 東京六大学の内藤事務局長「六大学にとって大切な方だった」と追悼 母校・立大の日本一時は「校歌を口ずさんでいました」
プロ野球の国民的スーパースターで、元巨人・長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため亡くなった。89歳だった。
立大から鳴り物入りで巨人に入団した長嶋さんはその後、「ミスタープロ野球」と呼ばれる選手になった。同日、神宮球場で取材に応じた東京六大学野球連盟の内藤雅之事務局長は「数多い六大学のレジェンドたちの中でも、やっぱりミスタープロ野球と呼ばれるようになられたということは、六大学の先輩として非常に尊敬できるし、六大学にとって大切な方だった」と悼んだ。
内藤事務局長が思い出を語ったのは2017年に母校・立大が日本一になった大学選手権決勝。長嶋さんは神宮の貴賓席で試合を観戦し「そのときはもう、もちろんお元気で結構お話をされていた。なおかつ校歌を口ずさんでいました」と振り返った。
この日行われる予定だった明大-早大の優勝決定戦は雨天のため4日に順延。最後の閉会式には立大がユニホームに喪章を着けて参加すると明らかにした。




