パ最下位のロッテがコーチ配置転換 サブロー二軍監督が一軍ヘッドコーチに 吉井監督「打線強化の取り組みに期待」福浦が二軍監督、金子誠氏が一軍チーフ守備走塁コーチに

 パ・リーグ最下位のロッテは2日、チーム体制の変更を発表。二軍監督兼統括打撃コーチのサブロー氏を一軍ヘッドコーチに。一軍戦略コーチの金子誠氏を一軍チーフ守備走塁コーチ、一・二軍統括打撃コーディネーターの福浦和也氏を二軍監督に配置転換することを発表した。

 3日から交流戦を控える中、ロッテはここまで17勝31敗の借金14でパ・リーグ最下位に沈んでおり、5位楽天には5・5ゲーム差をつけられている。正念場の交流戦を前に体制変更に踏み切った形となった。

 吉井監督は「ヘッドコーチには特に、ここまで苦戦している打線の強化、得点力アップに関しての取り組みに期待をしています。また今、一軍にいる若い選手たちをこれまでずっと見ており、誰よりもわかっているので、そういう部分でも様々なアプローチ、アドバイスをお願いしたいです。明日から交流戦なので、まずはここで新しい体制の中、全員の力を出し切って、しっかり戦って、一つずつ勝っていきたいと思います」とコメントを発表。松本球団本部長もサブロー氏のヘッドコーチ就任に「得点力不足に悩んでいる現状において様々な攻撃の形を監督に提案していただくことでサポートしてもらいたいと思っています。マリーンズが、ここから勝ち上がっていくことを目指す中で、この新しい形に以降することが今、必要であり、体制強化に直結すると判断し、吉井監督と話をして、実施することにしました」と説明した。

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