ヤクルト・高津監督 大乱調小川を心配「この1週間何があったんだろう」サンタナも先発落ち、苦しい状況に言葉絞り出す「今、いるメンバーで最善」

 「ヤクルト0-6中日」(29日、神宮球場)

 最下位のヤクルトは5位の中日に完敗した。投打で精彩を欠いて2カード連続負け越しで、中日とのゲーム差は5に広がった。借金は今季最多の14に膨らんだ。試合後の高津監督は小川について「この1週間何があったんだろうと思って見てました」と苦悩の色をうかがわせた。試合直後のため「本人に聞いてみたいですね」とし、原因は「球の質はよくなかったとは思います」と指摘した。

 先発した小川は5回を投げ11安打、今季自身ワーストタイの6失点でKOされた。立ち上がりから不安定な投球となり、序盤に中日打線に集中打を浴びた。三回までに大量6失点。相手に早々と主導権を握られ、ベンチには重苦しい空気が充満していた。

 打線は完封負けを喫し「こういう展開になると追いかけるのも難しかったのかなと思います」と嘆いた。故障で離脱中の村上、長岡ら主力に加えて、サンタナもこの日はスタメンから外れた。「今、いるメンバーで最善(を尽くしている)。それはバッティングコーチもヘッドも考えて。僕も一緒に考えて。今日はこれが一番いいと思ってやっている。うまくいくこともいかないことも、たくさんあると思います」と言葉を絞り出した。

 ヤクルトはここまで最下位に低迷。直近の4カードでも2勝8敗1分と大きく負け越している。

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